ロードバイクのボトムブラケットメンテナンス(スクエアテーパー(四角軸))2015年08月10日 18:16

数年前に購入したロードバイク(gios:AL LITE)のボトムブラケットのメンテナンスをしました。

・今回使用した道具
 ①8mmアーレンキー
 ②コッタレス抜き(shimano コッタレスクランク専用工具 TL-FC10)
 ③モンキーレンチ
 ④BB抜き(ASTRO PRODUCTSで購入)
 ⑤パーツクリーナー
 ⑥リチウムグリース
 ⑦ウェス
 ※あれば便利
 ⑧鉄パイプ

まずはクランクを外していきます。
8mmアーレンキーで両側のフィキシングボルトを外します。


コッタレス抜きをはめ込み、17mmレンチ(モンキーレンチでも可)を
締め込んでいきます。

レンチを締め込み、クランクが抜けかかっている所。

クランクが抜けました。

抜けたクランク・スプロケット。
普段は手を入れにくい裏側も掃除しておきます。

同様に反対側も外します。

反対側も外れました。

今度はボトムブラケットの取り外しです。左側から外していきます。
BB抜きを差し込み、モンキーレンチで反時計回りにまわして外します。(正ネジ)


かなり固かったので鉄パイプをかまして外しました。

左ワンがとれた所。

次は右側です。
BB抜きを差し込み、モンキーレンチで時計回りにまわして外します。(逆ネジ)

右ワンも外れ、完全にボトムブラケットを取り外しました。
中はちょっと汚いですが、大きな腐食等は無く問題無さそう。

取り外したBB。グリスでベタベタだったので拭き取ると
PRM BB-7420と刻印されており、ゴムパッキンの所にはFSAと印字。
 ※他の刻印内容
  BC1.37×24T(JISネジ規格名:
    BC:自転車規格,1.37:ネジ径,24T:1インチの中にネジ山が24個)
  68  (シェル幅:68mm)
  B103 (軸長:103mm)
このBBはカートリッジ式の為、これ以上の分解・メンテはできません。
外観の掃除とガタがないか等のチェックだけ行いました。問題無さそうです。

フレームのBB取り付け部はパーツクリーナーで掃除します。

綺麗になりました。

腐食防止・ねじ山の固着防止・防水の為、内部にグリスを塗っていきます。

塗り終わった所。

BBを取り付けていきます。右側から取り付けます。
BB(右ワン)のネジ山に固着防止及び防水の為、グリスを塗ります。

BB抜きを差し込み、モンキーレンチで反時計回りに取り付けます。(逆ネジ)


BB(左ワン)のネジ山と右ワン接触部にグリスを塗ります。

BB抜きを差し込み、モンキーレンチで時計回りに取り付けます。(正ネジ)

次はクランクを取り付けていきます。
テーパー部に固着防止の為のグリスを塗ります。

クランクを軽く差し込みます。

フィキシングボルトにも固着防止のグリスを塗っておきます。

フィキシングボルトを締めていくと同時にクランクが奥まで押し込まれていきます。

右側も同様。



クランク取り付け後、変速の確認等を行い完了です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://matasuke.asablo.jp/blog/2015/08/10/7730411/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。