ロードバイクのペダルメンテナンス(SHIMANO SPD-SLペダル PD-R540) ― 2015年08月13日 20:37
①ペダルレンチ(15mm幅薄型レンチ)
②ウォーターポンププライヤー(35mm幅のレンチの代用)
③ロックブッシュ外し(TL-PD40)
④10mmレンチ
⑤7mmレンチ
⑥リチウムグリース
⑦ウェス
⑧パーツクリーナー
まずはペダルをペダルレンチにて取り外します。
左側のペダルは逆ネジです。(時計回りで外す)
右側のペダルは正ネジです。(反時計回りで外す)
取り外された両ペダル。
ロックブッシュ外し(TL-PD40)をはめ込みます。
緩める方向はロックブッシュ外しに記されています。
左側のペダル(L)は時計回りで緩み(LOOSE)ます。
右側のペダル(R)は反時計回りで緩み(LOOSE)ます。
ウォーターポンププライヤーでロックブッシュ外しをしっかり掴み緩めていきます。
軸ユニットが外れました。
ロックナットを7mmレンチで取り外します。
玉押しを10mmレンチで取り外します。
ロックナットと玉押しが外れたら順番に部品を抜いて分解していきます。
軸ユニットを完全に分解した所です。
ベアリングの玉(12個×2)が小さいので無くさないように。
古いグリスをウェスやパーツクリーナーで清掃します。
清掃後、各パーツにグリスを塗りながら組み立てていきます。
組み立てる順番は分解する時の逆順で問題無いかと思います。
10mmレンチにて玉押しをゴリゴリが無い所で調整して締めます。
7mmレンチにてロックナットを締めます。
ロックナットを締め終わったら玉押しを緩め(=ロックナット側に締める)、
ダブルナットの要領で固定する。
その後に回転の確認をして、ゴリゴリやガタガタしないかを確認する。
次にグリスを約1.5g量り取ります。(大体小指の先ぐらいの大きさ)
量り取ったグリスをペダルの中に押し込んで充填します。
私は割り箸で押し込んで入れました。
ロックブッシュを締め、軸ユニットを挿入します。
締め込みが終わり、再度回転を確認します。
問題がなければこれで完了です。
同じ要領でもう片方のペダルもメンテします。
最後にクランクへの取り付けです。
ねじ山に固着防止のグリスを塗っておきます。
クランクへ取り付けし完了です。
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