ロードバイクのヘッドパーツメンテナンス(アヘッドステム) ― 2015年08月15日 16:06
数年前に購入したロードバイク(gios:AL LITE)のヘッドパーツのメンテナンスをしました。
・今回使用した道具
①5mmアーレンキー
②グリース(Duraグリス)
③パーツクリーナー
④ウェス
まずは分解前の状態を把握。
ハンドルがブラブラするとブレーキワイヤーに負荷が掛かるので
5mmアーレンキーで緩めておきます。
アンカーボルトを緩め、トップキャップを外します。
クランプボルトを緩めます。
以上でハンドルが外れます。
スペーサーを外します。
続けて上ワンカバー、上玉押し(ワッシャー有)、リテーナー(ベアリング)、ダストシールを外します。
全部品が外れた所。
フロントフォークを引き抜きます。
下玉押し、リテーナー(ベアリング)、ダストシールを外します。
※フロントフォーク詳細
コラム長:290mm
ホイールサイズ:700c
オーバーサイズ
(クラウンレース外径:30.0mm)
(ヘッドチューブ内径:34.0mm)
※交換する場合、フロントフォークは1-1/8インチ・オーバーサイズ
(コラム径28.6mm)、クラウンレース外径30.0mmが適合する
上ワン部。グリスが茶色に変色しています。
ウェスで拭取り掃除。
下ワンも拭取り掃除します。
下玉押し回り。ウェスやバーツクリーナーで掃除します。
綺麗になりました。劣化したグリスだけでなく、金属クズも入っていました。
組み付け前にフォークの方も掃除しておきます。
下ワン部にグリスを塗布。
上ワン部にもグリスを塗布。
下玉押し周りをグリスアップ。
下玉押し周りをフォークに取り付けます。
リテーナーは玉が露出している方を上向きに取り付けます。
フレームにフォークを挿入します。
上玉押し周りをグリスアップした後、取り付けます。
リテーナーは玉が露出している方を下向きに取り付けます。
(一度リテーナーを逆に取り付けてしまい再度やり直しています。)
防水の為にグリスを塗ります。
(写真のコラム部にサビが発生しているように水が侵入し易い部分ですので)
上ワンカバー、スペーサーを取り付け、ステム(ハンドル)を軽く固定します。
トップキャップを取り付け、アンカーボルトを締めます。
締めすぎるとハンドルが渋くなるのでほどほどにします。
最後にハンドルとタイヤの向きを合わせながらステムを本固定します。
以上で完了です。
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